朝日新聞にPITCH GRANTの取り組みについて寄稿
2020年から始めたPITCH GRANTを休止することにしました。 私のプレゼンの失敗体験から始まり、こんなことをしてみたいなという気持ちから生まれた、とても個人的なプロジェクトでした。皆さんにお声がけする中で、本当に色々な方が手を差し伸べてくださいました。 ただ賞を作るのではなく、若手作家が安全に応援される機会の創出、審査員の男女比、地方での開催など、個人的に気になっていたことも、この助成プロジェクトを通して試みました。例えば、「主宰者として審査には一切加わらない」「審査員の男女比は2:3」といったことなどです。他にもあれこれ想いを詰め込んだプロジェクトでした。 ご応募くださった方々、審査員の方々、ご寄付頂いた方々、会場を提供してくださった青蓮院門跡やお寺をご紹介いただいた方、最終審査当日にお手伝いをいただいた方々、最終審査に参加していただいた方々、本当に皆さんのお陰で、形にすることができました。 開催する中で解決すべき課題が見えてきてしまい、そのまま開催し続けるよりは立ち止まって考えたいと思うに至りました。 今回、PITCH GRANTを開催してみて感じたこと、見えてきた課題などについて、朝日新聞の言論サイト「RE:RON」に寄稿させていただきました。私が取り組もう(権力性やジェンダー)としたことや課題などは、一般社会にも通じることです。是非ご一読頂けると嬉しいです。 過去の受賞者・ファイナリストの作品はこちらからご覧いただけます。作品は本当に多様で、ジェンダーも多様。皆さんとても活躍されています。これからさらに活躍するであろう作家ばかりです。是非、名前と作品をチェックしてみて下さい。